佐久道場新聞『おす！さくどうじょう』 ７8号 2017/4/30

さてさて、意気揚々と乗り込んでいった
4月15日の東京体育館でしたが敗退となってしまいました。

世界中の空手家が集まる国際色豊かな、正に極真空手のお祭りでした。
会場の雰囲気が素晴らしく気持ちよく試合をすることができましたが
、結果を残すことができず残念です。新たな課題を東京みやげに、
次に繋げていかなくてはなりません。

日々の稽古の積み重ねが大事であり、
もっというなら「日々をどう過ごすか」ということです。
他人と比較するのもいいですが、
その都度自分自身を見つめ直して努力を継続していくことが
「夢」への最短であると思います。

そして、その過程においては困難や苦しみが伴います。
人間誰しも楽をして過ごしたいもの。

時にはやっていることに飽きて放り出してしまうこともよくある話です。
僕自身も苦しいことを積み重ねていても結果が伴わないことがたくさんあります。
きっとまだまだ足りないんだと思います。

でも、たくさんの苦しみや困難や辛さの中に、
大きな意味を見出すことが出来るのであれば、
それはその人だけの本当の価値になると思います。

いうならば、苦悩より大きな意味を見出せば、
絶望は存在しないということだと思います。

長い人生には色々なことがあります。
いいこともあれば、悪いこともある。

困難の中に意味を見いだせることができるのであれば、
もし過酷な運命が待ち構えていたとしても、
それを打ち負かすことができると思います。

極真空手の極意も色々ありますが、
最近はこういうことなのかなと思うようになってきました。押忍